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身体に負担をかけないテレワーク環境の作り方・実践編

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以前『身体に負担をかけないテレワーク環境の作り方』と題して自宅で仕事を行う上で大切なデスク姿勢について椅子に座って行う・床に座って行う・立って行うという3種類の状況に応じた姿勢・ディスプレイなどの位置・キーボードの高さ・おすすめのストレッチなどを紹介しました。

身体に負担をかけないテレワーク環境の作り方

 

自分でも様々な文献を確認したり、理解を深めていく中で、自分の環境が自分の環境に即していないという事実も判明し、ならば実践してより仕事のしやすい環境を作っていこうではないかと考えました。ほとんどのものはもともと自分の事務所にあるもので、これだけ自分の環境を変えることができるんだ、今までに比べて姿勢も疲労度も変わったな、と実感できたので紹介していこうと思います。

題して、『身体無い負担をかけないテレワーク環境の作り方・実践編』!!!

 

今までの仕事環境

まずはもともとの自分の仕事環境をご紹介します。自分ではかなり使いたいものが近くにあり、すぐに手に取ることができるいい環境だなぁ…なんて思っていました。

普段外に出ていることが多い私ですが、月末月初にたくさん事務仕事をします。それ以外に必要な時に適宜パソコンを開く、というスタイルで私が愛用しているパソコンはノートパソコンです。お値段や持ち運びやすさなどから選んだもので、その分専用のディスプレイに比べ画面が小さく、下を向く必要があるため首に負担がかかり、背中も丸くなりやすいというデメリットがありました(ノートパソコンを扱う以上仕方のないデメリットですが)。『身体に負担をかけないテレワーク環境の作り方』(以下前記事)でも紹介しましたがキーボードの高さは肘を床とほぼ垂直に曲げ、肘~手首~手までが一直線になるようにキーボードに触れる事ができる、ということをポイントとして挙げさせていただきました。またディスプレイの高さは目線の高さが目に優しく、負担が少ないとお伝えしました。ノートパソコンでこの二つを満たすことは不可能です。キーボードもしくはディスプレイのどちらか一方を外部のパーツにつなぎ、適切な高さを作ることが私のデスク環境第1のポイントになると感じました。そして椅子の高さも意識せずに何となくで高さを決めていましたが、改めて観察すると低く設定され、肘がデスクの下に位置していることがわかりました。

ある程度は好みで調節してもいいかと思いますが、不要なボタンを押しやすくなってしまい椅子の高さを上げ、適切な高さに調整したところこの不具合も直りそうなので椅子の高さも変更することにしました。

メインのディスプレイ・キーボードの位置変更に伴い、その他の小物や書類置き場も変更が必要そうなのでそちらも少しずつ変更していきたいと思います。

 

今回の変更ポイント

①椅子の高さを調整する

②ディスプレイを別に用意し高い位置に置く

③キーボードを新しく購入し、高さを合わせる

④デスク周りの配置を変える

 

①椅子の高さを調整する

現在使用している椅子がこちら。イケアでデスクとセットで購入した椅子です。

油圧式で高さが変更でき、クッション性も硬すぎず、柔らかすぎずで悪くないものではないかと思います。ごくごく一般的な製品かと思います。椅子という物は自分に合えば何でも構わないです。疲れないためにはしっかりと座骨をクッションにあて、痛くないかをチェックしてください。10分ほど座っても痛くなければよろしいかと思います。柔らかすぎるのはNGです。

こちらの高さの調整は簡単です。キーボードの高さに合わせて椅子を調整しました。

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微妙な差ですが高さを調整し、肘の高さを合わせました。私の場合以前の高さだと肘が低すぎるため肩が持ち上がり、肩に負担をかけていたことが改めてわかりました。小さな差ですが、実際にやってみないと分からないものですね。

 

②ディスプレイを別に用意し高い位置に置く

目線と同じ高さにディスプレイを設置するためにはデスクの高さよりも高い位置にディスプレイを添えることがベストでした。ノートパソコンを高さ調整してディスプレイを使うことも可能ですが、使用していないテレビがあったのでこちらをディスプレイ代わりにつなぐことにしました。画面も大きいので使い勝手がよさそうだったのも理由の一つです。

さらにもともと資料などを置いていた棚をテレビ台用に設置。二種類使っていましたが片方はスチールラックだったので私の視線の高さに合うよう調整しました。

これでディスプレイの高さは目線の高さになりました。代わりにディスプレイ下のスチールラックと木製の台との間の空間が狭くなり、今まで置いていた資料を置けなくなりました。ここにはマウスと新しく買ったキーボードを置いてみるとすっぽりはまりました!結果論ですが、うまくいきました!

 

③キーボードを新しく購入し、高さを合わせる

ディスプレイを新しく取り付けたことにより、ノートパソコンをキーボードとして活用するか、もしくは活用せずに接続器として活用するかの二択になりました。キーボードとして使おうとするとどうしてもノートパソコン側の画面が気になってしまい、またデスク上がごちゃごちゃになってしまうため、外部キーボードを新たに購入し、設置することにしました。無線型のものなら収納スペースさえあればデスクの上がすっきりするのでこちらのキーボードを購入しました。

パソコン周りが詳しい兄に聞いたところ、安いものでは打つときに硬いボタンがあったり、ボタン同士の距離にはそれぞれの手の大きさでやりやすい距離があるので実際に触って確かめる必要があるといわれたので、近くの開いているお店にていろいろ触った結果、このlogicoolのキーボードが一番しっくりとなじみ、ボタンも打ちやすかったので購入しました。多少予算をオーバーしましたがそう簡単に買い替えるものではないので思いきってしまいました。

 

④デスク周りの配置を変える

さて、必要な機材がそろったところで資料置き場などを考えながら配置を決めていきます。正直これが一番大変でした…。

まずは一番大事なノートパソコン本体をどこに置くか、それが問題でした。デスク周りで使うことが主ではありますが、場合によっては持ち運びをすることもあるので、すぐにケーブルを取り外して動かせることが前提にあるのですが、正直普段は…邪魔、なんですよね。キーボードもディスプレイも別にあるのでむしろ場所を取ってしまい邪魔なんです。電源スイッチが押すことができればそれで用がなくなってしまう…少し悲しい話ですね。悩んだ結果今までプリンターを置いていたカラーボックスの上に設置し、ディスプレイが明るいとうっとうしいのでカバーをかけました。

デスク横のちょうどいい高さである台を失ってしまった気もしますが一番落ち着く形になりました。もともと置いてあったプリンターは右サイドに変更し、多少高い位置になりましたが問題なく使えるポジションです。無線で印刷できるようにしておいてよかった…!ノートパソコンの横にある空いたスペースにはシュレッダーと時計を配置。電話の子機もわかりやすい位置に置けました。その他の小物も配置換えをし、最終的にはこんな感じになりました。

Before       →           After

  →  

以前よりも物を置けるスペースが増え、より使いやすいデスク周りになったと思います。紙作業も多いため、デスク上に物が置いていない状況をキープでき、必要に応じて右上部へ資料を溜め置き出来ることも私の仕事には適しているかと思います。機能性を重視したせいでいささか彩が足りない気もしますが、それは少しずつ思いついたらまた改変できたらと思います。

 

如何でしたでしょうか?ちょっとした配置の変更でだいぶ印象も作業のしやすさも変わったように思います。いつまで続くか分からないテレワーク、少しの変更で身体の疲労はだいぶ変わりますので自分の最適なデスク周りを作ってみてください。

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